過糖怪獣&黒糖怪獣 ガラムロン&キビドロン
「「ギャオ――――ーッ!!ガラゴロガラゴロ!!」」
連日の研究補助作業に伴い空腹が頂点に達した怪人開発部所属ヴァーミーが、「高い再生能力を持つ爬虫類の因子をお菓子に組み合わせれば、無限に食べられるお菓子製造プラントが爆誕するのでは」という安直な考えからBBに菓子とトカゲを投入した結果、誕生した菓子怪獣たち。
黒糖饅頭を素材に作られたキビドロンの方が兄。駄菓子が素材のガラムロンが弟。 その無認可のBB稼動は無論、即座に上層部の知るところとなり、担当者は処分されたものの、菓子怪獣たち自身は「悪化の一途を辿るヴァリアールの怪人食費問題を解決する救世主になり得るのでは」と着目され、継続的な育成・改造計画が進められる。
もっと多くの菓子を作る再生能力を、そして侵略の前線に配置された場合でも自衛ができる戦闘力を……と性能が盛られていった結果、気付けば大層強靭な怪獣になってしまった。
易々と菓子を渡してくれないほどに。 食費問題を解決するどころか、日々大量の菓子をエサとして消費する側の存在になってしまった。経理課の頭痛は続く。
ちなみに赤い方がガラムドン、黒い方がキビドロン
種族:複合怪獣 / 体長:摂取した糖分量によりサイズが変化する(10㎝~30m程度)普段は3m程度 / 性別:オス
役職:戦闘員 / 属性:糖類 / ナカノヒト:???
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