E-series ProtoType グリム・リーパー

Federが趣味で研究している「E-series」という人口生命体達、その実用段階に届いた最初の個体。ヴィラニトロンの研究を兼ねて作成された。

発生段階での複数の発育異常により生物として破綻した姿になってしまったが、改造によりサイボーグ化、実践投入に足る戦闘能力を得た。

強力な脚部は高い俊敏性と壁すらもよじ登り縦横無尽に駆け回る機動力を可能にし、頭部の牙は鉄筋コンクリートすら容易く噛み砕くパワーを持つ。これら特性により、全長11メートルという巨体にも関わらずビル街などの障害物の多い環境での活動を得意としている。ビルからビルへと飛び移りながら高速で追跡するこの“死神”から逃げるのは至難の業だろう。